1989年、カリフォルニア州マリブにて
リチャード・スターク、ジョン・バウマン、そしてレナード・カムホートの3人でスタート。
大工であったリチャードは主に建築の仕事をしていたが
同時に社長の父親が営んでいた皮革会社においても仕事をしていた。
そこで彼は革の魅力に目覚めて、なめし革のセールス業へと転職する。
そして世界中の皮革工場を回り、上質のなめし革を全米のメーカーに売り込んでいった。
この時にビルウォールレザーにて銀細工と出会い、シルバーの知識や経験を身に付ける。
一方、革製品の仕事をしていたジョンは、リチャードの噂を聞きつけ
二人は共同でレザーウェアを作成することになる。
ハーレーダビッドソンの愛好者だったリチャードは
バイカーの視点からアイテムのデザインを行う事にした。
それらは売る為というより自分や仲間達が本当に欲しいモノを
作るというスタンスであった。
そこへ、評判になっていた天才彫金細工師のレナードが加わり
レザーとシルバーのコラボレーションがついに実現する。
彼はシルバーアクセサリーのデザイン性・生産性を飛躍的に向上させる役割を果たす。
ここに歴史的ブランド、クロムハーツが誕生したのである。
当初、宣伝広告などはほとんどしなかったが
そのデザインのすばらしさと高い品質により、口コミでその名は徐々に知られていく。
1992年、アメリカ・ファッション・デザイナーズ協会アクセサリー部門最優秀賞受賞
「デザイナ−・オブ・ジ・イヤ−」に輝く。
これによりクロムハーツは世界的ブランドとしての地位を確立するに至る。
しかし、後にジョンとレナードは会社を離れ、それぞれの道を歩む事になる。
ちなみにレナードは自らのブランド「レナード・カムホート」(現「L・ONE」)を創設。
デザイナーとして活動中である。
クロムハーツは現在、拠点をハリウッドに移して
リチャードがデザイナー兼社長として活動を続けている。